普段、買い物をする際に現金で支払うかクレジットカードで支払うかを考慮した時にポイントが貯まるクレジットカードを使用した方がお得ということから現金よりもクレジットカードで代金を支払うことがあります。
買い物客という立場からすればクレジットカードの方がお得ですがお店側の立場からすればクレジットカードよりも断然現金の方があり難いのです。
最近では支払いの方法としてクレジットカードだけではなく電子マネーも利用できるお店は増えてきました。電子マネーやクレジットカードで支払いをするとお店側には決済手数料として代金の数%を決済代行会社から差し引かれているのです。
例えば1万円の商品をクレジットカードで購入するとします。1万円の商品には消費税が加算されますので1万800円の決済金額となります。この金額に決済手数料として5%がかかりますと540円が引かれることになります。
そうしますとお店としては10800円で販売しても9460円しか手元に残らない計算になるのです。この5%の決済手数料は微々たる数字に見えるかも知れませんが利益率の低い商売になりますと運営に大きく影響してきます。
そのためお店としてはクレジットカードよりも現金を優遇したいという思いはあると思いますが、決済代行会社との規約で「現金とクレジットカードでの支払いに優劣を付ける」ことを禁じており買い物客が支払う金額に差はありません。
クレジットカード現金化での決済手数料
クレジットカードのショッピング枠を現金化するサービスでは必ずショッピング枠で買い物をすることになります。
商品買取による現金化方法ではクレジットカード決済をするお店は換金するための商品を販売しているお店となりますので通常の買い物と変わりません。
しかし、キャッシュバックでの現金化方法では現金化業者が運営しているECサイトで特典付きの商品を購入することになります。
この場合、クレジットカードで買い物する際にかかる決済手数料が必要となり利用者の負担となることがあります。
現金化業者が運営しているECサイトでの決済というのは国内の大手決済代行会社を使用しているところもありますが、大半が審査の緩い海外の決済ラインを使用しております。
この海外の決済ラインというのは商品を販売しているネットショップであれば決済が可能となりますが比較的高い決済手数料となります。
クレジットカード決済するための手数料は6%~10%が決済代金より差し引かれることになり、これを現金化サービスを利用者の負担となるのです。
クレジットカード現金化のホームページではこの決済手数料に関する表記をしているところはほとんどなく、換金率から10%近く差し引かれることから納得できない方も少なくありませんがほとんどの現金化業者で決済手数料を負担しなければなりません。
なかには決済手数料を水増しして差し引く悪質な業者も存在していますのでキャッシュバックによるクレジットカード現金化を利用する前には必ず消費税や決済手数料の内訳を確認してから利用するようにしましょう。