POINT
- 「各種カードでお金」
- 「クレジットカードでマネー」
- 「ショッピング枠を即現金化」
といった看板を時々見かけることがあります。カードでお金の看板の近くには、
POINT
- 「車で融資」
- 「乗ったままお金」
などの看板があるような気がします。
貼ってある場所といえばほとんどが月極駐車場の塀や金網によく見えるように多くあります。
カードでお金の看板はクレジットカードのショッピング枠を現金化するための業者の広告です。このような広告の内容は、
- カードでお金
- 屋号
- 電話番号
と極めて大雑把なことしかありません。
決まり文句のカードでお金に、周辺地域名を屋号とした○○ギフト、そしてフリーダイヤルの電話番号とどこの看板でも同じような内容となっています。
知っている人から見れば、
「○○ギフトでカード現金化するにはフリーダイヤルに電話してください」
と理解できますが、初心者の方にとってはこの意味が全く通じないのではないでしょうか。
「カードでお金ってクレジットカードでお金を借りることなの?」
思う人は少なくありません。
それでも意味がわからずとも興味があれば電話して内容を聞くしかありませんのでこの看板は十分役割を果たしています。
カード現金化の広告の信憑性は低いのか?
カードでお金の看板には詳細な内容はまったくありませんので、虚偽などはありません。
しかし、WEB上に多くあるクレジットカード現金化の広告はすべて信用できるものなのでしょうか?
カード現金化の広告
世の中には多くの広告媒体があり、多くの企業はそこで商品やサービスを宣伝しています。
どこにでもあるテレビや新聞などの情報を得るためのモノも広告媒体の一つであり企業が宣伝するために活用しているのはいうまでもありません。
現在は多くの人が利用するようになったインターネットサービスにもさまざまな形で広告ができるようなシステムになっおり、
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- サイト内のバナー広告
- 検索結果連動型の広告
- ソーシャルネットワークサービス
- メールマガジン
- 動画サービス
など多くの広告が目に入ってくるようになっているのです。
ではカード現金化の広告はどのようなところで宣伝しているのでしょうか?
一般的な広告を掲載するためには審査がありサービス内容が問われます。
カード現金化その性質上、公的に認められるサービスではありませんので、広告を掲載できる場所は限られてくるのです。
広告を掲載できる場所が限られているカード現金化ですが、サイト数はかなりの数が存在しています。
WEB上で営業するカード現金化はどこかに広告を掲載しなければその存在すら知られることはありません。そうなりますとカード現金化を営業をするためには熾烈な広告の場所取り合戦に勝ち抜かなければならないのです。
現金化の広告の信憑性
Yahooやgoogleの検索機能でクレジットカード現金化やカードでお金などのキーワードで検索するといくつもの現金化サイトが並んだ比較サイトやランキングサイトが検索結果の上位に表示されています。
現金化ユーザーのほとんどの方がこの比較サイトで利用する現金化業者を選び利用していますが、この比較サイトのランキングは正確な基準で判断されているのでしょうか。
テレビの番組ごとに各スポンサーがいるように、現金化の比較サイトには運営者・管理者が存在し、掲載する現金化サイトを仕切っているのです。よくある比較サイトには、
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- 換金率
- スピード
- 実績
- リピート
等のジャンル別でランク付けされています。
このランキングの基準は実際の換金率やスピードとは無関係で、運営者に支払う広告料の金額の順となっているのです。当然ランキング第一位がもっとも高額な掲載料となり下がるに比例し掲載料も下がっていきます。
つまりカード現金化の広告を掲載する比較サイトにはまったく信憑性はありません。
実際の換金率が70%程度なのにもかかわらず「換金率第一位」で掲載されるわけですからホームページの内容もそれなりの換金率でなければ申し込みはされません。
必然的にホームページの換金率も実際とはかけ離れた高いパーセンテージとなっていきます。
そういう現金化サイトが同じ比較サイト内にいくつかあると他のサイトにはまったく魅力がなくなってしまいます。
それを黙って見過ごすわけがなく他のサイトもより高い換金率に変更してしまいます。
これがカード現金化の誇大広告のスパイラルなのです。
結果的に現金化業界全体が「業界トップクラスの他社には負けない換金率」を表記するホームページになっています。