カードでお金やクレジットカードのショッピング枠現金化は何年も利用されている資金調達の方法として定着しています。
クレジットカード現金化を利用するための最低条件として「クレジットカード所有者」でなければ当然現金化することはできません。
このクレジットカードが必要不可欠となる現金化サービスの常識を覆す新種の現金化方法が登場しました。
それがクレジットカードを必要としない誰にでも利用することが可能な現金化サービスです。ではクレジットカードの代わりに何を使うのかといいますと誰もが必ず所持している携帯電話です。
携帯電話は本来、「携帯することができる電話」という意味ですが最近では携帯と言えばスマートフォンやフューチャーフォンなどの携帯電話の総称のことを指しています。
もともとの「携帯する=持ち歩く」という意味ではほとんど使われることなく電話という意味になっているようにも感じられます。
この携帯電話は発売された当初はその名の通り電話をするための機能しかありませんでした。それから数十年の年月が経過しEメールを送受信する機能が付きテレビやカメラなど様々な機能を持つようになったのです。
現在のスマートフォンは電話の機能自体よりもインターネットサービスやアプリを利用できることが重視されているようにも思えます。
今の携帯電話ではパソコンと同じようにインターネットから買い物をすることができます。この買い物の支払い方法は通常の代金引換やクレジットカード決済の他に携帯電話の請求と同時に支払うことができるキャリア決済というサービスを各携帯電話会社が提供しています。
クレジットカード不要の現金化はこの携帯電話のキャリア決済を使用する現金化方法なのです。
携帯電話のキャリア決済での現金化の仕組み
日本国内の携帯電話の3大キャリアといえばドコモ・au・ソフトバンクとなっており各キャリアが提供する決済サービスは名称や内容が異なります。
- ドコモ ケータイ払い
- au カンタン決済
- ソフトバンク まとめて払い
この携帯電話のキャリア決済というのはクレジットカードのように買い物の代金などを後払いにすることができるシステムです。
つまりクレジットカード所有者ではなくてもクレジットカードのように買い物をすることができます。
クレジットカードとキャリア決済の違いはクレジットカードは分割やリボ払いと返済方法を選択することができますがキャリア決済は一括払いのみとなっています。
それとクレジットカードのショッピング枠のように高額決済の利用枠はなく最大で10万円までしか決済することができません。
したがってクレジットカード現金化のように20万、30万を利用できる訳ではなくまとまった現金が必要な場合にはキャッリア決済では補うことは難しいでしょう。
現在のキャリア決済現金化の状況
クレジットカード現金化業者の中にもキャリア決済現金化を取り入れるところもあり徐々に知名度が増えつつあります。このキャリア決済で購入する商品というのは最近注目されているアマゾンギフト券が主流となっています。
つまりキャリア決済により購入したアマゾンギフト券の買取サービスということになります。
クレジットカード現金化としてのアマゾンギフト券買取は急成長しているサービスであり買取率も80%以上も可能となっています。一方、キャリア決済現金化では決済金額の60%~70%しか還元されないのが現状となっています。
その理由はキャリア決済自体の利用枠が少ないため客単価が低い商売という事情があるからです。そのため現段階では実用的な現金化サービスとまではならず、クレジットカードの持てない貧困層をターゲットとする隙間産業にとどまっているのです。
今後、このキャリア決済の利用枠の拡大や換金性の高い商品を利用することにより発展が期待されるサービスといえます。