クレジットカードのショッピング枠を現金化するビジネスは2010年の総量規制が開始されたことにより注目を浴びたサービスという印象がありますが、実際には数十年前から行われていたクレジットカードでの資金調達方法なのです。
現在でも多くの現金化サイトではキャッシュバックによる現金化方法を行っておりますが、インターネットが普及する以前にはキャッシュバックによるクレジットカード現金化は存在しませんでした。
昔から行われている現金化の方法というのはブランド品や家電製品を購入し換金する商品買取によるカード現金化しかありませんでした。
この商品買取による現金化方法には犯罪性はなく現在でも問題なく利用できる古典的なクレジットカード現金化といえます。
しかし現在、ブランド品などの買取による現金化方法が行われているのはごくわずかしかありません。
ブランド品よりも高い換金性のある新幹線の回数券の買取による現金化方法が主流となっているのです。
ブランド品の買取による換金率は購入額の6割から7割程度ですが、新幹線の回数券であれば80%を超える換金率も可能となります。
新幹線の回数券を買い取る現金化業者
一般的な金券ショップでの新幹線の回数券の買取相場は定価の90%以上で取引されています。
「カードでお金」の看板の広告を出している現金化業者のほとんどが新幹線の回数券を換金する方法なのですがその買取価格は80%程度となっています。
つまりクレジットカードの決済金額の1割程度が業者の利益となり利用者が買取代金として支払われるのは8割程度ということになります。
この現金化業者に1割の手数料を支払いたくないという方はみどりの窓口で新幹線の回数券を購入し直接金券ショップで換金する現金化方法がありますが、簡単に買えるわけではありません。